お金の勉強を始めたい。
でも、いきなり投資信託、NISA、株式投資、保険、税金と言われると難しそう。
そんな人に、まず読んでほしい本があります。
それが、『バビロンの大富豪』です。
この本は、細かいテクニックの本ではありません。
「この銘柄を買いましょう」とか、「この副業をやりましょう」という本でもありません。
もっと根っこの話です。
お金が残る人と、残らない人は何が違うのか。
ここを物語で教えてくれる一冊です。
このブログ(お金ののびしろ部)では、資産形成を守り×攻め×運用で考えています。『バビロンの大富豪』は、この3つの中でも、特に守りと運用の土台を作ってくれる本です。
お風呂の方程式で言えば、いきなり蛇口を太くする前に、まず栓を閉める。そして、溜まったお湯を少しずつ働かせる。この感覚を、かなり分かりやすく教えてくれます。
結論:お金の勉強1冊目にかなり向いている
先に結論です。
『バビロンの大富豪』は、お金の勉強を始める人の1冊目としてかなり向いています。
理由は、難しい専門用語ではなく、物語でお金の原則を学べるからです。
投資の細かい知識より先に、
- 収入の一部を残す
- 欲望に優先順位をつける
- 貯めたお金を働かせる
- よく分からないものに手を出さない
- 自分の稼ぐ力を高める
こういう、資産形成の土台が出てきます。
正直、お金の本を何冊読んでも、この土台が抜けているとあまり意味がありません。
逆に、この土台が入ると、新NISAや副業、投資の話もかなり理解しやすくなります。
どんな本なのか
『バビロンの大富豪』は、古代バビロンを舞台にした物語形式のお金の本です。
登場人物たちが、お金に困ったり、豊かになった人から学んだりしながら、資産を築くための考え方を身につけていきます。
内容は昔の物語ですが、書かれていることはかなり現代的です。
というより、時代が変わってもお金の基本はあまり変わらないのだと思います。
収入より多く使えば、お金は残らない。
残したお金を寝かせるだけでは、なかなか増えない。
よく分からない儲け話に乗ると、痛い目を見る。
稼ぐ力を磨く人は、長い目で強い。
こういう話は、現代の家計管理、投資、副業にもそのままつながります。
この本で学べること1:まず自分に払う
この本で一番有名な教えのひとつが、収入の一部を先に残すという考え方です。
給料が入ったら、家賃、食費、通信費、保険、娯楽費を払って、最後に残ったら貯金する。
これだと、なかなかお金は残りません。
先に全部の支払いをして、余ったら貯める。
この順番だと、たいてい余らないからです。
だから、先に自分の未来のために取り分ける。
現代でいうと、給料日に自動で別口座へ移す、NISAの積立設定をする、先取り貯金をする、という形です。
お金ののびしろ部で言えば、これは守りの栓を閉める行動です。
収入が増えても、全部使ってしまえばお湯は溜まりません。
まず一部を残す。ここが資産形成のスタートです。
この本で学べること2:欲望に優先順位をつける
お金が残らない理由は、収入が少ないからだけではありません。
欲しいものが無限にあるからです。
外食したい。
旅行したい。
服も欲しい。
便利な家電も欲しい。
子どもや家族にも使いたい。
趣味にも使いたい。
これ自体は悪いことではありません。
でも、全部を同時に叶えようとすると、お金は残りません。
だから大事なのは、欲望をなくすことではなく、優先順位をつけることです。
何に使うと満足度が高いのか。
何は実はそこまで必要ではないのか。
ここを考えるだけで、家計はかなり変わります。
節約というと我慢のイメージがありますが、本当は「自分にとって価値の低い支出を減らす」ことです。
これは、このブログで話している家計管理にもかなり近いです。
この本で学べること3:お金に働いてもらう
お金を残すだけでは、資産形成は少しずつしか進みません。
残したお金を、どう働かせるか。
ここで運用の考え方が出てきます。
ただし、この本がいいところは、いきなりハイリスクな話に行かないところです。
まずはお金を残す。
次に、そのお金を働かせる。
そして、よく分からないものには手を出さない。
この順番です。
これは新NISAにもそのまま使えます。
最初から難しい個別株や短期売買に行く必要はありません。
まずは理解できる範囲で、長く続けられる仕組みを作る。
お風呂で言えば、溜まったお湯が少しずつ増える状態を作るイメージです。
この本で学べること4:うまい話に飛びつかない
この本には、よく分からない儲け話に注意する考え方も出てきます。
これは本当に大事です。
お金に困っているときほど、人は一発逆転に弱くなります。
「短期間で増える」
「誰でも簡単」
「今だけ」
「元本保証で高利回り」
こういう言葉に心が動きます。
僕自身も、昔は情報商材やうまい話にかなり遠回りしてきました。
でも、結局あとから効いてきたのは、派手なノウハウではなく、地味な基本でした。
収入の一部を残す。
固定費を見直す。
分からないものに大金を入れない。
長く続けられる運用をする。
本当に強いのは、この地味な積み上げです。
この本で学べること5:稼ぐ力を磨く
『バビロンの大富豪』は、節約だけの本ではありません。
自分の稼ぐ力を高めることも大事だと教えてくれます。
これは、お金ののびしろ部でいう攻めです。
いくら家計を整えても、入ってくるお金が増えなければ限界があります。
だから、
- 本業のスキルを上げる
- 副業に挑戦する
- 事業を育てる
- 学び続ける
- 信用を積み上げる
こういうことも大事になります。
守りで栓を閉める。
攻めで蛇口を太くする。
運用でお湯を増やす。
この3つがつながると、資産形成はかなり強くなります。
この本が合う人
『バビロンの大富豪』は、次のような人に合います。
- お金の勉強を何から始めればいいか分からない人
- 家計管理が苦手な人
- 貯金がなかなか残らない人
- 新NISAや投資の前に、基本を固めたい人
- 難しい本より、物語で読みたい人
- お金の考え方を家族にも伝えたい人
特に、投資の前に読む本としてはかなり良いです。
投資商品を選ぶ前に、「そもそもなぜお金を残すのか」「どう使うと人生が良くなるのか」を考えられるからです。
逆に、合わないかもしれない人
一方で、次のような人には少し物足りないかもしれません。
- 最新のNISA制度を細かく知りたい人
- 具体的な投資信託や銘柄を知りたい人
- 税金や保険を詳しく学びたい人
- すぐ使える家計簿アプリの比較を知りたい人
この本は、実務マニュアルというより、原則を学ぶ本です。
だから、細かい制度や具体的な商品選びは、別の記事や別の本で補う必要があります。
でも、最初の土台としてはかなり強いです。
読んだあとにやるべきこと
本は、読んで終わると変わりません。
『バビロンの大富豪』を読んだら、まず次の3つだけやってみてください。
1. 収入の一部を先に分ける
金額は小さくて大丈夫です。
まずは給料日に、別口座へ自動で移す設定を作る。
月5,000円でも、月1万円でもいいです。
大事なのは、余ったら貯めるのではなく、先に残すことです。
2. 使っていない固定費を1つ消す
サブスク、通信費、保険、使っていないサービス。
1つでいいので見直します。
固定費は、一度減らすと毎月効きます。
お風呂の栓を少し閉めるイメージです。
3. お金を働かせる場所を決める
生活防衛資金がある程度できたら、次はお金を働かせる場所を考えます。
新NISA、投資信託、インデックス投資。
いきなり大きなお金を入れる必要はありません。
まずは少額で、長く続けられる形を作ることです。
まとめ:お金の基本は、昔から変わらない
『バビロンの大富豪』を読むと、お金の基本は昔からあまり変わっていないと感じます。
収入の一部を残す。
欲望に優先順位をつける。
お金を働かせる。
分からないものに手を出さない。
自分の稼ぐ力を磨く。
この5つは、現代の資産形成にもそのまま使えます。
新NISAを始める前でも、投資を始めたあとでも、この本は一度読んでおく価値があります。
今日の一歩は、まず自分の収入から「先に残す金額」を決めることです。
大きな金額でなくて大丈夫です。
まず1つ、自分の未来に払う仕組みを作る。
そこから、お金ののびしろは伸びていきます。
ここから一緒に、のびしろを伸ばしていきましょう。
※本記事は書籍内容をもとにした一般的な感想・情報提供です。投資や金融商品の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断は、ご自身の状況に合わせて行ってください。


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