「金持ち父さん」シリーズの中に、『キャッシュフロー・クワドラント』という本があります。お金の稼ぎ方を4つの立場に分けて考える、という有名な一冊です。
読んだことのある人も多いと思いますが、私はこの本に、世間で語られるのとは少し違う付き合い方をしています。今日はその話を書きます。
本が言っていること(ざっくり)
世の中のお金の稼ぎ方は、大きく4つの立場に分けられます。
- 雇われて働く人
- 自分で手を動かして稼ぐ人
- 仕組みを持っている人
- お金に働いてもらう人
同じ「稼ぐ」でも、どの立場でお金を得ているかで、増え方も自由度もまるで違う。だから本来この本は、「多くの人は“雇われ”で止まっている。いずれ自由になるために、仕組みを持つ側や投資家側を目指そう」というメッセージだと私は受け取りました。
でも私は「会社員を辞める」はすすめません
ここが、私が世間と少し違うところです。
私は、会社員を“抜け出す”のではなく、4つの立場を順番に積み上げていくのが、いちばん現実的で堅いと思っています。具体的にはこうです。
- まず会社員として給与を受け取る(土台。安定した入金がある状態は、それ自体が強い「守り」)
- 副業で「自分がプレイヤー」になる(自分の手で稼ぐ力=入金力を上げる)
- 不動産賃貸業などで「ビジネスオーナー」側に回る(自分が動かなくても回る仕組みを持つ)
- そうやって稼いだお金を、高配当株やオルカンのインデックス投資に回す(お金に働いてもらう)
いきなり会社を辞めて独立、ではありません。給与という土台を活かしながら、副業→事業→投資へと、お金の“入り口”を1つずつ増やしていく。この順番なら、リスクを抑えながら、最終的に「お金が働いてくれる」状態に近づけます。
これはこのブログの考え方そのものだった
私はいつも、お金づくりを「守り×攻め×運用」で考えています。
- 守り=家計の漏れを止める(会社員の安定収入が土台になる)
- 攻め=入金力を上げる(副業・事業で稼ぐ側に回る)
- 運用=お金に働いてもらう(インデックス・高配当)
キャッシュフロー・クワドラントは、この全体像を「4つの立場」という地図で見せてくれる本でした。だから私にとっては、「会社員を否定する本」ではなく、「今の自分の立場を確認して、次にどこを増やすか考えるための地図」として役立っています。
こんな人におすすめ
- 会社員として働きながら、「このままでいいのかな」と感じている人
- 新NISAで「増やす」は始めたけど、「稼ぐ側」をどうするか迷っている人
- 資産3000万を本気で目指したくて、収入の“入り口”から考え直したい人
逆に、「具体的な今日やる手順」を求める人には、少し抽象的に感じるかもしれません。アメリカ発の本なので、税制など日本の制度そのままではない部分もあります。そこは「考え方の地図」として読み、実践は新NISAなど日本の制度に置き換えるのがおすすめです。
まとめ
読んだあとにやる4分割
紙を4つに分けて、給与、自分の労働による副収入、仕組みから入る収入、投資収入を書きます。空欄を一気に埋める必要はありません。まず給与を失わずに、月1万円を自分で稼ぐ小さな副業か、毎月の積立設定のどちらか一つを選びます。
この本を「会社員を辞める命令」と読む必要はありません。現在地を知り、次に増やす収入源を一つ決める地図として使うのが、私には一番実用的でした。
会社員を無理に辞めなくても、給与を土台に「副業→事業→投資」と入り口を積み上げていけば、資産3000万は十分に現実的な射程に入ってきます。自分のお金の“入り口”を見直したい人は、一度読んでみると、次の一手が見えてくると思います。
気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。ここから一緒に、のびしろを伸ばしていきましょう。


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