そもそも資産形成とは?投資信託だけじゃない、あなたにもある“資産の作り方”

資産形成
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あなたは「資産形成」と聞いて、何をイメージしますか?

「投資信託をコツコツ積み立てて、大きく育てること」 「不動産を買って、家賃収入を増やしていくこと」

たしかに、それも立派な資産形成です。でも、もし資産形成を「一つの資産を、ひたすら大きくすること」だと思っているなら、少しだけもったいないかもしれません。

このブログ(お金ののびしろ部)では、資産形成を守り × 攻め × 運用で考えています。お風呂にお湯を溜めるイメージです。

  • 守り=栓を閉める(固定費や浪費を減らす)
  • 攻め=蛇口を太く、そして増やす(入金力を上げる)
  • 運用=溜めたお湯が複利で増える(新NISA・インデックス)

多くの人がイメージする「投資信託を育てる」は、このうちの運用の話。今日お話しするのは、その手前の攻め=蛇口を増やすの話です。

結論から言うと、資産には色々な“形”があって、あなたの強みを生かせば、複数を同時に育てられます。一つに絞らなくていいんです。ここから一緒に、資産の見方を広げていきましょう。

そもそも「資産」とは何か

むずかしく考えなくて大丈夫です。ここでは資産を、「将来、お金や価値を生んでくれる/守ってくれるもの」とざっくり捉えます。

株や投資信託のように“持っているとお金を生む”ものだけが資産ではありません。あなたが作ったブログ、身につけたスキル、育てた信頼――目に見えないものも、立派な資産です。

つまり資産形成とは、「一つの資産を大きくすること」だけでなく、「価値を生む“もと”を、いくつも持つこと」でもあるんです。

資産の“形”はこんなにある

資産をタイプ別に並べてみます。「え、これも資産なの?」というものが、きっとあるはずです。

① 金融資産(お金がお金を生む)

いちばんイメージしやすいタイプです。

  • 預金
  • 投資信託・インデックス(オルカンなど)
  • 株式・高配当株
  • 債券(国や企業にお金を貸して利息を受け取る仕組み)
  • 金(きん)などのコモディティ

お風呂で言えば「運用」。時間を味方につけて、じっくり増やすパートです。詳しくは新NISAの始め方でまとめています。

② 実物資産(モノそのものが価値を持つ)

「買う」だけでなく「貸す」側に回ると、持っているものが収入を生み始めます。不動産に興味があるなら、初めての不動産投資もどうぞ。

③ 事業・仕組みの資産(あなたが価値を生み出す)

ここからが、今日いちばん伝えたいところです。あなた自身が作るものも、りっぱな資産になります。

  • 自分のお店・会社(オーナーとして持つ)
  • 仕組み化されたビジネス(D2Cなど、あなたが動かなくても回る形)
  • ブログやホームページ
  • YouTubeなどの動画
  • 音楽・書籍・写真などの作品
  • 有料note・教材・テンプレートなどのデジタル商品
  • アプリやソフトウェア
  • SNSアカウントやフォロワー、メール・LINEの読者リスト(=集客そのものが資産)

「事業なんてハードルが高い」と感じたかもしれません。でも、事業=大きな会社を作ること、ではありません。あなたのブログ1つ、YouTubeチャンネル1つも、育てば立派な資産です。作品や仕組みは、一度作れば、寝ている間もあなたの代わりに働いてくれます。

④ 知的資産・権利(見えないけれど強い)

  • 知識・スキル・資格
  • 著作権・商標・特許などの知的財産
  • 育てたドメインやブランド

たとえば手に職となる資格は、景気が悪くなっても価値が下がりにくい、とても強い資産です。私自身、薬剤師という資格に何度も助けられてきました。

⑤ 人的資本・関係資産(あなた自身と、つながり)

  • あなた自身(スキル・経験・健康)=実は最大の資産
  • 人脈・信頼・評判

お金では買いにくく、コツコツ積み上げるしかありません。信頼は、築くのに時間がかかる一方で、一瞬で崩れてしまうこともあります。だからこそ、丁寧に育てた信頼や人脈は、一度根づけばあなたの強力な味方になってくれます。健康を守ることも、立派な資産形成です。

(土台)「守り」も資産形成の一部

見落とされがちですが、固定費を下げて生まれた“浮いたお金”も、立派な資産のもとです。栓を閉めれば、同じ蛇口でもお湯は速く溜まります。まずは無料の家計まるみえ診断で今の家計の現在地をつかみ、固定費の見直しから始めると効果が早いです。

一つに絞らなくていい。むしろ“掛け算”で伸びる

「じゃあ、どれを選べばいいの?」と思いますよね。答えは、一つに絞らなくていい、です。

投資信託“だけ”が資産形成だと思うと、選択肢がとても狭くなります。でも視野を広げると、あなたの強みを生かせる資産がきっと見つかります。

  • 文章が好きなら → ブログ
  • 話すのが得意なら → YouTube
  • 手に職があるなら → その資格・スキルを教える教材や個別相談
  • 本業で店を回しているなら → その仕組みそのもの

私自身も、薬剤師という資格(人的資本)、サロン経営(事業)、不動産の賃貸(実物資産)、そしてこのブログやYouTube(仕組みの資産)と、形の違う資産をいくつか育てています。バラバラに見えて、実は経験が横につながって、掛け算で効いてくる感覚があります。

守り × 攻め × 運用の掛け算で、王道なら数十年かかる3000万円が、ぐっと近づいてきます。会社員のままでも十分に狙える、という話はキャッシュフロー・クワドラントでもう少し掘り下げています。

これは単なる「順番」じゃない。“お金が増える階段”

ここが、今日いちばんの肝かもしれません。色々な資産があるとはいえ、手をつける順番には意味があります。しかもそれは、ただ「守りが先」というだけの話ではありません。各段でつくったお金を、次の“運用”に流し込んでいく階段なんです。

私が図にしている流れは、こんなイメージです。

  1. 設計図を描く:まずゴール(いつまでに・いくら・何のために)を決める。ここがすべての出発点です。
  2. 家計管理で −5万(毎月5万を浮かせる):固定費を見直して支出を減らす。浮いたぶんが、そのまま投資に回せるお金になります(守り=栓を閉める)。
  3. 転職・昇給で +5万:本業の入金力を上げる(攻め=蛇口を太くする)。
  4. スモール副業で +5〜10万 → そのお金を投資信託へ:副業で得たお金を、運用に回す(複利のお湯を増やし始める)。転職・昇給とあわせて、月+10〜15万が“のびしろ”になります。
  5. 副業が事業に育って +50〜100万 → そのお金も投資信託へ:大きく育ったら、そのぶんもまとめて運用へ。

ポイントは、ただ順番に並んでいるのではなく、前の段でつくったお金が、次の“運用”のお湯になっていること。守り × 攻め × 運用が、階段を上るごとに掛け算で効いてきます。だから、生まれるお金が「5万 → 5万 → 5〜10万 → 50万…」とだんだん大きくなり、運用に回せる額もふくらんでいきます。

だからこそ、この階段を飛ばして、いきなり“攻め”の大きな事業から始めるのはおすすめしません。正直に言うと、私も昔「うまい話」に飛びついて痛い目を見たことがあります。設計図と守りという土台があるから、攻めで転んでも立て直せるんです。全体像は資産3000万円ロードマップでも整理しています。

まとめ:まず「自分の資産」を1つ書き出してみる

今日お伝えしたことを振り返ります。

  • 資産形成は「一つの資産を大きくする」だけではない
  • 資産には金融・実物・事業・知的・人的など、色々な“形”がある
  • ブログ・YouTube・スキル・信頼も、りっぱな資産
  • 一つに絞らず、自分の強みを生かして複数育てていい
  • ただし順番が大事:設計図 → 守りでお金を浮かせ → 攻めで増やし → 生んだお金を運用に流す“階段”

最初の一歩は、とても小さくて大丈夫です。あなたが今持っている資産を、紙に1つ書き出してみてください。 スキルでも、続けているブログでも、健康でもかまいません。「これも資産だったんだ」と気づくことが、資産形成の見方を変える第一歩になります。

ここから一緒に、あなたの“のびしろ”を伸ばしていきましょう。

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